仮想通貨の販売所・取引所の違いがよく分からない。一体どちらでビットコイン買えばいいんだろう?
当記事はこんな方におすすめです。
- 販売所・取引所の違い【5つの項目を比較】
- 販売所・取引所に向いている人
当記事では、販売所・取引所の5つの違いについて超わかりやすく解説します。
この記事を読めば、自分が販売所・取引所のどちらに向いているのか明確になりますよ。
仮想通貨の販売所・取引所の違いとは?【5つの項目を比較】
販売所・取引所で大きく異なる点は以下の5つです。
- 手数料
- 購入の手軽さ
- 取り扱い通貨
- 最低取引単位
- 取引相手
比較一覧表
手数料 | 購入の手軽さ | 取り扱い通貨 | 最低取引単位 | 取引相手 | |
---|---|---|---|---|---|
販売所 | (※スプレッド) | 0.1〜5.0%超簡単 | 豊富 | 少額から購入できる所が多い | 仮想通貨取引所 |
取引所 | (仮想通貨取引所によって異なる) | 無料〜0.15%若干面倒 | 少ない | 取引所によって異なる | 不特定多数の投資家 |
補足
暗号資産の買値・売値の差額のこと。仮想通貨取引所はこのスプレッドを主な収入源の柱としている。
スプレッドは正確に言えば手数料ではないのですが、当記事では分かりやすくするために「スプレッド=手数料」とみなして解説しています。
それでは、各項目に分けて、販売所・取引所の違いを深掘りしていきますね。
手数料 & 取引相手
手数料 | 取引相手 | |
販売所 | (※スプレッド) | 0.1〜5.0%仮想通貨取引所 |
取引所 | (仮想通貨取引所によって異なる) | 無料〜0.15%不特定多数の投資家 |
販売所・取引所の最も大きな違いと言えば、「手数料」ですね。
結論から言うと、
- 販売所:手数料めちゃ高い(スプレッドがかかる)
- 取引所:手数料安め
です。
なので、「手数料で損するのはやだ!」という方は取引所での購入がおすすめですよ。
でもさ、どうして販売所の方が手数料高いの?
これを理解するためには、「販売所・取引所で仮想通貨を購入する場合、誰と取引するのか」を把握する必要があります。
販売所で購入する際の取引相手は、仮想通貨取引所。
例えば、仮想通貨取引所から1万円分のビットコインを買いたいとしましょう。
この場合、仮想通貨取引所の儲け分(スプレッド)を加えた額を支払わなければなりません。
スプレッドが3%なら、1万300円ですね。スプレッドは仮想通貨取引所の稼ぎ頭なので、高く設定されているというわけです。
一方、取引所で購入する際の取引相手は、投資家。仮想通貨取引所が売買している訳ではないため、実際の価格に近い金額で買えますよ。
(手数料は0.01〜0.15%ほど。コインチェックなら無料)
購入の手軽さ
購入の手軽さ | |
販売所 | 超簡単 |
取引所 | 若干面倒 |
購入の手軽さで言うと、完全に販売所に軍配が上がります。
販売所で取引する場合、販売所が提示した金額で購入すればいいだけなので、面倒な作業は一切なし。購入ボタンをタップするだけで即買えるので超楽です。
一方、取引所では、「板」と呼ばれる価格ごとの買い注文・売り注文の一覧表を見て、自分自身で購入金額を決める必要があるため、若干面倒。
また、取引所を使う場合、以下の2種類のどちらかの注文方法で購入しなければなりません。
- 成行注文:現在の価格に一番近い料金で暗号資産を買う注文方法
- 指値注文:買いたい金額を設定しておき、その価格まで下がれば取引が成立する方法
正直、「なんのこっちゃ!」って思いますよね。ただ、「成行注文」についてはそこまで難しくありません。1回やればすぐに慣れますよ。
指値注文についてはスルーでOKです。中級者以上向けなので。
取り扱い通貨
取り扱い通貨 | |
販売所 | 豊富 |
取引所 | 少ない |
取り扱い通貨に関しては、販売所の方が多いです。
有名な仮想通貨取引所の取り扱い通貨数は以下の通り。
コインチェック | bitFlyer | DMM bitcoin | GMOコイン | |
販売所 | 17種類 | 17種類 | 15種類 | 18種類 |
取引所 | 4種類 | 6種類 | 0種類 | 12種類 |
このようにどの仮想通貨取引所でも、取り扱っている通貨の数は、販売所の方が取引所よりも圧倒的に多いですよ。
ビットコインなどのメジャーな通貨であれば、取引所でも買えますが、マイナーな暗号資産に投資したい場合は、必然的に販売所を選ぶことになりますね。
最低取引単位
最低取引単位 | |
販売所 | 少額から購入できる所が多い |
取引所 | 取引所によって異なる |
販売所と取引所では、最低取引単位(1回の取引で〇〇円以上の購入が必須)が異なります。
仮想通貨取引所によって多少差はありますが、
- 販売所:少額から買える
- 取引所:数万円程度の資金が必要
といった傾向がありますよ。
販売所・取引所どっちを選べばいい?
ここまで販売所・取引所の違いを見てきました。
「一体私はどちらを選べばいいんだ!」と混乱している方もいると思うので、以下にてそれぞれの販売方式に向いている人の特徴をまとめますね。
販売所に向いている人
- 楽に暗号資産を買いたい人
- マイナーな暗号資産に投資したい人
- 少額投資から始めたい人
販売所の大きなメリットは何と言っても、「難しい操作なしで簡単に買えること」。
仮想通貨投資を始めたばかりの初心者には、非常におすすめできる販売方式です。
また、数百円〜購入可能なため、まずは試しに少額投資から始めたい人にもぴったり。
「いきなり数万円をぶっこむのは怖い、、」という方は、1,000〜5,000円くらいの規模から初めてみてはいかがでしょうか?
取引所に向いている人
- 出来るだけ安く暗号資産を買いたい人
- 購入時に損したくない人
取引所は、販売所に比べて買い方が若干面倒である一方で、お得に仮想通貨を購入できるといったメリットがあります。
例えば「コインチェック」であれば、取引手数料は無料なので、損することなく仮想通貨を買えますよ。
どの仮想通貨取引所がおすすめ?
販売所・取引所の違いは分かったけど、どの仮想通貨取引所で口座開設しようか迷ってる、、
といった方も多いと思います。
正直なところ、ビットコインのみを購入したいのであれば、「コインチェック 」を選んでおけば無難です。
というのも、
- 口座開設が簡単
- アプリが使いやすい
- ダウンロード数No1
ということもあり、仮想通貨初心者でもストレスフリーで始めやすいからですね。
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コインチェックでの口座解説方法は以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
簡単にまとめると、
- 販売所:楽して買いたい人、少額投資から始めたい人
- 取引所:出来るだけ安く暗号資産を買いたい人
に向いています。
それぞれメリット・デメリットがあるので、是非自分に合った方を選んで仮想通貨を買ってみてくださいね。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
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